お客様の声

 

プラス転換Laboは家族の介護で悩んでらっしゃった多くの方々をプラス転換することで その悩みから解き放ってまいりました。
 
講座を受講された方々より感謝のお言葉を頂戴しておりますので、その一部をご紹介させて頂きます。
 

 

『噛みつかれたり、殴られたり、ずっと地獄が続くと思っていました。』

Iさんからのメッセージ

「相談初日、少し希望が見えましたが、それまでの毎日がとんでもなく大変で、気が狂いそうなくらいだったので、内心『そんなに上手くいくわけがない』とも考えました。

でも講座を受講し始めてから3ヶ月経つと、母から怒りをぶつけられることがなくなり、むしろそれまで全く信用してなかった私に
『私は良い娘を持ったわ』
『いつも本当にありがとう。貴方の言うことなら何でも聞くわ。』
と嬉しそうに言ってくるようになったのです。

 
あまりの違いに『もしかして夢?』と思ったくらいです。
日々穏やかに意欲的になっていく母の姿と、感謝の言葉に驚く毎日に、本当にびっくりです。」

「仕事はもう続けられないと思って頻度を減らし、絶望してましたが、徐々に仕事量も戻せました。

 
母の介護は本当に苦痛だったのに、講座を受けるとどんどん『こうしたらいいんだ』とワクワクしたり、楽しくてしかたないと感じるようになる自分にも驚きました。

 
仕事の同僚からは 『あんなに顔色が悪くて、死にそうな表情をしていたのに、今はいつもニコニコしていて楽しそう。
親の介護が終わったの?』と聞かれたくらいです。」

「母は、穏やかになると認知症の進行がほとんど止まり、むしろ出来る事が増えたりしましたが、総合的には少しづつ記憶の退化は進んでいきました。

 
講座を受け始めてから1年以上経ったころ、夏バテと介護疲れが重なったのか、私は高熱が出て、何日もダウンしてしまいました。

 
前は私が病気になっても全く気にかけなかった母が、ベッドで寝ている私のところへ何度も『具合大丈夫?お水ある?』など声をかけにきてくれました。

 
大丈夫だと伝えてもすぐ忘れてしまうので、数分おきに来るんです。
嬉しい半面、かえって休むことができず困ってしまいました。
この頃には主人の母への憎しみも消えつつあったので、冷静に相談にのってくれました。

 
その結果、私が回復するまで、母には2週間くらい「ショートステイ」という入所施設に入って貰おうということになりました。

 
講座を受ける前は、施設と聞けば【断固拒否】、怒り狂っていた母。
話しを切り出すことには不安がありました。
ところがこの時母は
『貴方(Iさん)に心配かけてしまうから、私ちょっと旅行してくるわ。』
という言葉とともに、施設入所にすんなり応じてくれました。」

「やっと私の体調が回復し、母も自宅に戻ってきました。
でも、そのあたりから母の記憶力の状態がよくなく、急に記憶が途切れることも出てきました。

 
そのころには、私がいれば母に言葉をかけ、不安を解消することができるようになっていました。

 
でも自分の体調への不安と、自分が居ないときに母の記憶が途切れてしまって、不安におびえる姿を想像すると、とても心配になり、母のホーム入所を決意しました。

 
前回のようなショートステイではなく、完全な入所を母が受け入れてくれるかどうか心配でした。

 
ところが、事情を説明する私に
『確かに最近、記憶力が落ちてきて、家で何かあったら危険だもんね』
『(入所して)いつも誰かが見てくれているなら安心ね』
と、あれ?この人本当に認知症だったっけ?と疑うほどの言葉が返ってきました。」

「母の入所には続きの話しがあるんです。無事入所して3ヶ月後・・・ 何故か一人で自宅に帰ってきたんです!

 
施設を抜け出して、それなりの距離を歩いて、、、 ビックリしている私に、母が言ったのは
『ちょっと貴方のことや家のことが心配で来てみたけれど、元気そうで良かったわ。じゃあ戻るわね』
家まで迷わず辿り着いたことも凄い。

 
それだけじゃなく、こっちは
『施設が嫌になって帰りたくなって戻ってきたんあったらどうしよう!?』
と震える思いだったのに、
『こちらの様子を心配して見に来ただけ』
という、、、 本当にこの人は認知症なのだろうかと、ほんとうに驚きました。

 
あんなに他人に対して思いやりがないと思っていた母が、今やホームの方から
『他のお客様を励ましたり、サポートしたりとリーダー的な存在になっている』
と言われています。
人は年を取っても、認知症になっても、永遠に成長出来るのだと気付かされました。」

「母が施設に入るまで、仕事は少しセーブしていましたが、辞めずに続けられましたし、施設に入ってからは心のゆとりがうまれ、何でもできる!
という気持ちになりました。
 
あこがれていた資格取得のチャレンジに成功し、今はその実習をした施設から呼んでいただいて、毎日張り切って仕事することができています」
 

 

『京都と神奈川。遠隔介護でも家族の結束が最高に』

Tさんからのメッセージ

 相談初日に、『仕事を辞めなくても何とかなりそうだ』と感じ、少し安心しました。

 
講座受講の1回目では『本当にそんな事が可能か』という気持ちはありました。 でも2回目の講座以降、少しづつその不安がなくなっていきました。

 
両親についての情報整理をすることを教えてもらい、まずは電話で母の相談に対して的確なアドバイスができるようになりました。
このことで次第に、私は離れていても母の生活をサポートできるようになっていきました。

『父への想いと今後の方針を共有する』という対話のコツや工夫を知り、何度も対話を繰り返して、母と姉妹3人信頼関係をより固いものにしていきました。
 
私は仕事を辞めることなく、父の問題に対して、妹や母と話し合い、互いに得意分野を活かせるよう役割分担することで、一緒に様々な問題を解決し続けました。
 
驚くことに、わたしたちの連携が上手く周り始めると同時に、父の歩行状態も認知症の状態も少しずつ回復してきました。
 
相談を始めた当時、父は殆ど歩けなかったのに、母と二人で電車に乗って買い物に行くことができるほど元気になりました。」

「そんな中、ある時突然父が体調を崩しました。
入院して精密検査をしてみると、末期の癌であることがわかりました。

 
その時に医師からは『何年も前から発症していたと思われるのに、ここまで元気に回復していたのが奇跡だ』と言われました。

 
父の状態は既に手の施しようがない状態だったので、自宅に戻るかホスピスに入るかを決めることになりました。

 
この時も家族全員で話し合い、ホスピスを探すことが一番父のためになるということになりました。

それからみんなで探して、『ここなら』と思える素晴らしいホスピスを見つけました。 入院して痛みのコントロールを受けることで随分楽になったようで、父はとても穏やかになっていきました。

 
ホスピスの方々が本当によくしてくださり、最期は痛みもなく父は穏やかに天に召されました。

 
母からも「やり残したこともなく、満足」という言葉が出ました。
嬉しいことにその時に、ホスピスの先生や看護師の方々から
『こんなにお互いを思い合う素晴らしい家族は初めてです。』
と仰っていただきました。

 
今でも母や妹と会うと必ず『最高の見送りが出来たね』と話しています。」

 

『「運転免許返納して!」「絶対嫌!」からの母の変化は劇的でした。』

Oさんからのメッセージ

「相談初日、私は大きな期待はせず、愚痴でも聞いて貰おうかと思っていました。 でも予想は良い意味で裏切られました。

 
あんなに落ち込んでいた気持ちが、相談を終えた後はなぜかワクワクしながら帰っていたことに驚きました。

 
両親の話をすると、詳しく分析してもらい、父の状況が『一刻を争う』と言われました。 それを聞いていったん絶望的な気持ちになりました。

 
やっぱり仕事を辞めて傍についてあげないと、、、と覚悟しようとしたら
『あなたが離職して実家に戻るという選択肢は、最悪な結末を生みます』
と言われ、、、 『え??』となって。
 
『仕事を辞めて介護に専念する、という選択はどうしても思考がマイナスに偏るだけでなく、感情も怒りと悲しみに染まりやすくなります』

『つまり、介護される側にとって最も最悪な環境となります』、と理由を説明されて、納得しました。

 
そのあと、
【どうすれば父を回復へと向かわせることができるのか】
【母との関係について、どうすれば上手くいくのか】
などに大きなヒントを貰い、それまでのマイナス一色な思考が、完全に吹っ飛びました。


その後父は、徐々に回復に向かいましたが、これから順調にリハビリを進めていくというという段階になって、なんと食欲が復活したことによる食べ過ぎ?から、体調が急変。
そのまま亡くなってしまいました。

 
それでも、食べることが好きだった父親が回復の目標としていた【沢山美味しく食べること】ができたのは、すごく良かったと思っています。」

「父の葬儀から息つく間もなく、母親の問題が大きくなってきました。
思いの外認知症の状態が悪く、一人で生活するのは明らかに危険になってきたのです。 一番危険だったのは車の運転でした。

 
近所の方々からも『危ないからすぐに運転を止めさせて!』
と連絡が来るほどになっても、本人は頑として運転を止めようとしませんでした。


講座で相談すると、解決方法を考えてくれて、その通りにしてみたら、母は自ら運転免許を手放してくれました。

 
あれほど苦労して、これからも大変だろうと気が滅入っていたのですが、あんまり呆気なく解決したので『今まで母に騙されていたんじゃないか』
と思うほどでした。」

「昔から感情の起伏が激しい母が、認知症になってからはさらにバージョンアップされ、私にとっては台風のような存在となっていました。

 
でも講座を受けながら徐々に母の感情をコントロールするコツを掴んで、やり取りが楽になっていきました。

 
それでも、デイサービスは2件ほど見学したものの断固拒否の姿勢が強化されただけでした。

 
訪問介護サービスだけは受け入れてくれましたが、対応の仕方によって母親を怒らせてしまいます。

 
サービスを受けてもらわないと困ってしまうため、角が立たないように指示書のようなものをお渡しするという方法を講座でアドバイスをもらいました。

 
それでヘルパーさんが良い対応をしてくれたら大いに感謝を伝える、という方法で上手く誘導し、母もなんとか訪問介護を受け入れ続けています。

 
母親と介護サービスのスタッフさんとを、お互いに良い感情でいてもらうためにもの凄く頭を使います。

 
最初は疲れました。
でも、今では息をするかのように勝手に言葉が出てきます。

 
相談をし始めた頃は、実家に週4日ほど泊まってそこから仕事に出ていましたが、今では週1日~2日行けば大丈夫になっています。

 
この母への対応が出来るようになったことで、仕事でも【他のスタッフのやる気を引き上げること】や、

【一緒に作業する業者さんやアーティストさん達が、気持ちよく、最高の状態で仕事ができるように対応すること】が前よりもできるようになっています。

 
以前は見えなかった何かが見えるようになっていて、驚きと楽しさが入り交じっています。

 
講座で『この技術は仕事でもの凄く役に立ちます』と言われても、正直、親の介護で得た技術が実際こんなにも役に立つとは思っていませんでした。

 
この講座の考え方や技術を、もっと多くの方々に知ってもらいたいと思います。 体験談などお話しする機会がありましたら、ご協力させてください」